自治体サイトの役割

自治体には大小様々ありますが、自治体サイトを訪れるユーザーの目的には大きな違いはありません。ユーザーはPCやスマートフォンなど様々なデバイス利用し、いつでもどこでも必要な情報を入手しようと行動します。自治体サイトには、地域住民や事業者などユーザーに向けた情報掲載を充実させると共に、継続的な情報発信が必要となります。また、ユーザーが求める情報も、行政、福祉に関する情報のほか、子育て、災害、観光、特産品など、様々なテーマに広がりをみせています。

「誰にでも利用できるサイト作り」すなわちウェブアクセシビリティについての取り組みは、以前から盛んに行われてきており、公共性が求められる自治体ならではの分野といえます。自治体サイトの構築/運用には、アクセシビリティに配慮した情報発信ができる運用体制や仕組みが必要です。また、大災害などの有事の際には、地域住民に対し迅速かつ的確な情報発信が求められ、自治体サイトへのアクセス集中対策やセキュリティ対策の検討も必要となります。

3つの必須要件

自治体サイトのリニューアルと安定運用において、抑えておくべき検討項目をご紹介します。

1.ユーザビリティ/アクセシビリティの向上

スマートフォンの急速な普及により、自治体サイトにおいてもスマートフォン対応はもはや必須といえます。総務省が高校1年生を対象に行った調査※によると、インターネットに接続する際、スマートフォンを最もよく利用する、と答えた割合は約75%という結果がでています。なお、サイトを利用するユーザーの傾向よってはフィーチャーフォン(ガラケー)への対応も引き続き求めらることもあるでしょう。
※総務省 平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等

グローバル化が進む中、自治体サイトの対応言語についても検討が必要です。日本語のほかに、英語、韓国語、中国語など、地域住民が容易に情報入手ができるようサポート言語の検討も必要になります。

また、アクセシビリティへの対応は急務です。総務省は、国及び地方公共団体等の公的機関のサイトが、高齢者や障害者を含む誰もが利用できるものとなるよう「みんなの公共サイト運用モデル」を策定しています。既存サイトにおいては、2012年度末までに 「ウェブアクセシビリティ方針」策定・公開、2013年度末までに JIS X 8341-3:2010 の等級A に準拠、2014年度末までに JIS X 8341-3:2010 の等級AA に準拠するよう求められています。

2.CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入

サイトにおける様々な利用者ニーズに対応するため、各学部や部署が自由に情報発信できる体制があることが望ましいです。しかし各担当者によってサイト更新に関するスキルがまちまちなので、更新に時間がかかったり、ページの品質にばらつきが出たりという問題が起こります。

そんなときはCMSを導入することで、誰でも簡単にサイト更新ができるようになり、更新の履歴管理や承認ワークフローも実現可能になります。前述のマルチデバイス対応も容易に行うことができます。

しかし、多くの自治体サイトの場合、CMSを利用する人数が多く、ページ数も数千から数万ページになることが通常です。また、本体の市政サイトとは別に、観光テーマに特化したオリジナルサイトを用意するなど、複数のサイトを管理運用する場合もあります。そのような変動要素に対し柔軟に対応するだけでなく、追加コストが極力発生しないようなCMSを選定する必要があります。

3.クラウドプラットフォームによるサイト運用

サイトの効率的かつ確実な運用にあたり、CMSと同様にプラットフォーム(サーバ)選びもますます重要になっています。

例えば、活発な情報発信によりコンテンツデータ量が増加したり、CPUやメモリといったコンピューティングリソースも増強する必要がありますが、サーバの拡張性に問題ないでしょうか。また、サーバのメンテナス中にWebサイトを見ることができなくなってしまう。といった問題はないでしょうか。さらには、災害など有事の際にもWebサイトを安定稼動させる仕組みや、万が一の場合にバックアップデータからデータを復旧できる運用は確立されているでしょうか。

また、近年サイトに掲載される情報量が増え、Webを活用するユーザも増えている状況下において、深刻な問題も発生しています。たとえばサイトの脆弱性や、悪意のある第三者からのページ改ざんやアタックなどのリスクに対して、事前と事後両面での対策や体制維持が不十分なサイトは残念ながら少なくありません。

プラットフォームの運用・保守においては、サーバ機器の故障を想定するだけでは不十分で、予期せぬトラフィック増加や、セキュリティインシデントに対する対応が必要です。つまり、サイトを支えるプラットフォームにおいて、可用性、拡張性、セキュリティ対策などの運用ポリシーの設計と確実なオペレーションが求められています。特にOSやミドルウェア、CMSといったソフトウェアには、バージョンアップやパッチ適用を継続的に実施する体制が必要です。

解決の方向性としては、マネージド型のクラウドプラットフォームがあります。BIGLOBEでは、CMSとプラットフォームを統合した、クラウドCMSサービス(BIGLOBE WebホスティングPatternStyle CMS)をご提供しています。リニューアル方針の策定、サイト制作、CMS導入、データ移行、クラウドプラットフォーム、設計構築、また導入後の運用保守や対応窓口、問題発生事の原因切り分けまでをワンストップでお任せいただけます。

サービス体系

Webホスティング Pattern Style CMS の自治体版。自治体サイト向けに最適化されたJIS対応済のテンプレート集、多機能で実績豊富なCMSソフトウェアパッケージ、拡張性・信頼性の高いクラウドサーバの3つをパッケージにした、自治体向けクラウドCMSサービスです。

CMS導入計画、サイト制作から運用トレーニングまで、ビッグローブが一貫して担当します。運用開始までオールインワンでご支援いたしますので安心してすぐにサービスをご利用いただけます。なお、コンテンツ移行をお客さまご自身で実施いただくことも可能です。

Webホスティング Pattern Style CMS 自治体版


  • JIS規格に準拠したCMSテンプレート集とデザインパターンを標準装備

  • アクセシビリティ対応済みのテンプレートにコンテンツを登録するだけ


  • 実績豊富な国産CMSソフトウェアパッケージ

  • 用語チェック・承認フローなど、必要な機能を標準搭載


  • 導入実績3,000社以上の高信頼クラウドプラットフォーム

  • サーバー保守やセキュリティパッチ適用はBIGLOBEが主体的に実施

サービスメニュー

標準構築メニュー
自治体サイト向けテンプレート集
・PCサイト用デザインパターン (複数から選択)
・スマートフォンサイト
・フィーチャーフォンサイト
・ウェブアクセシビリティ対応
 - JIS X 8341-3 等級 「AA」 準拠
 - 文字サイズ変更
 - 文字背景色変更
 - 音声読上対応 (ASPサービス連携 ) (*1)
・自動翻訳対応 (ASPサービス連携 ) (*1)
・サイト内検索 (Google無償版/ASPサービス連携)(*1)
・アクセス解析 (Google無償版/ASPサービス連携)(*1)
・RSS対応
・災害時トップページ切替
・問合せフォーム
・コンテンツ移行
・操作マニュアル
・操作講習会

マネージド型クラウド一式
・ロードバランサ
・Webサーバ x 2台 (冗長構成)
・CMSサーバ (WebRelease2インストール済)(*3)
・CMSデータバックアップ
・システム構築/保守(24/365運用監視、SEサポート含む)

オプションメニュー
・デザインカスタマイズ
・機能/テンプレートカスタマイズ
・アプリケーションプログラム開発
・ソーシャルメディア連携
・コンテンツ移行
・アクセス解析レポート
・動画配信
・CDN
・ドメイン取得代行
・DNS運用
・SSLサーバ証明書取得代行
・クラウド構成変更
 - サーバスペック変更
 - ストレージ容量追加
 - Webサーバ/ロードバランサ無し構成

*1 連携機能のご利用においては、お客さまと各ASPサービス事業者様間で個別にご契約頂くことが前提となり、本サービスにASP利用料は含まれません。
*2 コンテンツ移行費はページ登録数により変動します。お客さまによるページ登録も可能です。
*3 WebRelease2は、株式会社フレームワークスソフトウェアの登録商標です。

サイトリニューアル、クラウドCMSの導入検討

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