Dropmysiteによる簡単ファイルバックアップを試してみた


技術担当のナマイです。

今回は2015/2/4にクラウドアプリストアに新しく登録されましたDropmysite社のバックアップサービスを使った、簡単ファイルバックアップを試してみたいと思います。

Dropmysiteの詳しい情報については、こちらよりご参照ください。
簡単設定で、複数世代のスケジュールバックアップが取れますし、バックアップデータはクラウドホスティングとは別のデータセンタに安全に保管されますので、非常に使い勝手の良いサービスと思います。

バックアップの仕組みとしては、インターネット経由でFTPやrsync等のプロトコルを利用し、Dropmysiteのバックアップサーバからバックアップ対象のサーバへとアクセスされます。バックアップ対象サーバは、必要ポートにて待ち受けしておくだけで準備完了です。バックアップエージェント等の専用ソフトのインストールも必要ありません。

今回はクラウドホスティング上でWindowsサーバを立てて、これをバックアップ対象サーバとします。通信プロトコルは、FTP(インターネット経由のためSSLで暗号化します)で設定します。図で描くと以下の通りです。

2015-01-29_115721

 

では環境設定の手順を見ていきたいと思います。

大まかに以下の順番で実施していきます。
・STEP1: Dropmysiteバックアップサービスの購入
・STEP2: WindowsサーバにてFTPサービスの起動
・STEP3: Dropmysiteにてファイルバックアップの設定

 

■STEP1:Dropmysiteバックアップサービスの購入

まず最初にクラウドアプリストアより、Dropmysiteバックアップサービスの購入をします。
Dropmysiteバックアップサービスの商品ページはこちらです。
↓の画面で「購入手続きに進む」を押下します。

2015-02-02_155700

 

続いて、購入するライセンス数(ライセンス数×10GB=バックアップ可能な容量となります)、メールアドレスを指定します。
※ここで指定したメールアドレスはDropmysiteに登録され、以後、Dropmysiteのサービスを利用するためのログイン用IDとして利用することになります。また、Dropmysiteログイン用のパスワードは、別途ここで指定したメールアドレス宛てにメールが届きます。

2015-01-29_152220

購入完了後は、コントロールパネルの「ライセンス一覧」より、購入状況を参照することができます。
※解約もこの画面から実行します。2015-01-29_190813

購入完了後、しばらくすると、指定したメールアドレス宛てに通知が来ますので、届いたメール本文に記載のメールアドレス・初期パスワードにて、Dropmysiteの画面へアクセス・ログインします。2015-01-29_190952

ログイン後は初期パスワードの変更を忘れずに実施してください。
Dropmysiteでの設定は後程、実施しますので、一旦ここではログインができるところまで確認して、置いておきます。

 

■STEP2:WindowsサーバにてFTPサービスの起動

次にバックアップ対象であるWindowsサーバにて、FTPサービスを起動させます。

の前に、Windowsサーバの適当な場所にバックアップ対象フォルダを作成しておきます。
↓の例では、C:\backup というフォルダを作り、配下にテキストファイルを1つ作成しておきました。

2015-01-30_152812

では、FTPサービスの起動に取り掛かります。
※以降はWindows Server 2008R2で実施した内容になります。

サーバーマネージャーの役割追加ウィザードを起動し、「Webサーバー(IIS)」をチェックします。

2015-01-30_152813

役割サービスにて、「FTPサービス」をチェックします。

2015-01-30_152908

 

後は「次へ」と選択していき、インストールを実行すれば完了です。

次に、サーバーマネージャーよりIISマネージャーを表示させます。

2015-02-02_105332

今回はFTP over SSLで通信させるため、まずはSSLに必要な証明書を設定します。IISマネージャーの「サーバー証明書」をダブルクリックし、「自己署名入り証明書の作成」を選択し、適当な名前で自己証明書を作成しておきます。

2015-02-02_105430

次にFTPサービスの設定です。

IISマネージャーの左ツリーより「サイト」を右クリックして、「FTPサイトの追加」を選択します。

2015-02-02_105436FTPサイトの追加ウィザードが始まります。

「コンテンツディレクトリ」には、最初に作成したバックアップ対象フォルダを設定します。

2015-02-02_105503

バインドとSSLの設定にて、バインドでは、IPアドレスはグローバルIP側を選択します。

また、SSLについては、「必要」とした上で、先ほど作成したSSLの自己証明書を選択します。

2015-02-02_105802

FTPの認証について、今回は簡単のために、基本認証を選択した上で、Administratorユーザに読み書き権限を付与しました。2015-02-02_105901

設定が完了して、FTPサービス(ポート21番)が起動していることを確認します。
2015-02-02_105902

これで、Windowsサーバの設定は完了です。
※Webサーバ(ポート80番)は不要であれば、停止するか、ファイアウォールにて閉じた方が良いです。

 

■STEP3:Dropmysiteにてファイルバックアップの設定

それでは、先ほどログインの確認まで実施したDropmysiteの画面に移ります。

画面右上に「ファイルバックアップの登録」のボタンがありますので、押下します。

2015-02-02_110030

バックアップの接続設定の入力画面に遷移します。

まずプロトコルでは、FTPを選択した後、暗号化として、「FTP over SSL」を選択します。
ホスト名はバックアップ対象であるWindowsサーバのグローバルIPを指定します。
ユーザ名・パスワードは、FTP認証用に設定したものを指定しますが、今回はAdministratorユーザにしていたため、Administratorとそのパスワードを指定します。

なお、この画面の説明文に記載のIPアドレス(以下のキャプチャでは、54.~)は、DropmysiteのバックアップサーバのIPアドレスです。
よりセキュアな環境を作るためには、Windowsサーバのファイアウォールにて、FTPポートを本IPアドレスに限定したアクセス制限に設定しておいた方が良いです。

2015-02-02_110031

「次へ」ボタンを押下すると、Dropmysiteから接続の検証が行われ、問題なければ以下のスケジュール設定・世代数設定等の画面に遷移します。2015-02-02_110054「次へ」と行くと、確認画面です。

ここでは「今すぐバックアップする」のチェックを入れて保存します。

2015-02-02_110128すると、バックアップが即時に実行された後、結果画面へと遷移します。

実際にバックアップが上手く実行されていることが確認できました。
ここでダウンロードボタンを押下することで、バックアップされたファイルを手元にダウンロードしてきて中身を確認することもできます。

2015-02-02_110210一点、注意事項としまして、Windowsサーバの場合、ファイル名に日本語等の2バイトコードが設定できてしまいますが、このダウンロード画面からファイルをダウンロードしてくると、ファイル名が文字化けしてしまう場合があります。
サーバ上で取り扱うファイル名に関しては、英数字のみとしていただいた方が無難です。

以上で、バックアップを設定することができました。

なお、リストアは、バックアップの逆(バックアップ対象ファイルを、バックアップ対象サーバへ向けてFTPでアップロードする)が行われます。
これも世代を選択してボタンを押すだけで簡単に実行することができます。

非常に簡単にファイルバックアップが利用できるDropmysiteのサービス、皆様も是非お試しください。

 

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